日本農林規格協会 JAS協会

 HOME > JAS制度の概要 > JAS規格制度

JAS規格制度

  JAS規格制度とは、農林水産大臣が制定した日本農林規格(JAS規格)による検査に合格した製品にJASマークを貼付することを認める制度です。

1 JAS規格の制定

  JAS規格は、農林水産大臣が農林物資の種類(品目)を指定して制定します。規格の制定等に当たっては、必ず、消費者、生産者、実需者、学識経験者等から構成される「農林物資規格調査会(JAS調査会)」の議決を経なければなりません。

  JAS規格を社会ニーズの変化に対応させ、また、必要性の乏しくなった規格を整理するため、既存のJAS規格については、5年ごとに見直しを行うこととし、また、その際には、生産、取引、使用又は消費の現状や将来の見通しに加え、国際的な規格(Codex規格等)の動向を考慮することとされています。

  JAS法において、農林物資とは酒類、医薬品等を除く①飲食料品及び油脂、②農産物、林産物、畜産物及び水産物並びにこれらを原料又は材料として製造し、又は加工した物資(①に掲げるものを除く。)であって政令で定めるもの(いぐさ製品、一般材、合板等)をいい、これに該当するものであれば国内外のいずれで生産・製造されたかにかかわらず、JAS規格の制定の対象となります。

  JAS規格を定めることのできる基準としては、以下の3つが存在します。
  ①品位、成分、性能その他の品質についての基準
  ②生産の方法についての基準
  ③流通の方法についての基準

2 JAS規格とJASマーク

  平成27年6月現在、62品目について201規格が定められています。 

①品位、成分、性能その他の品質についてのJAS規格制定品目一覧
 
  品位、成分、性能その他の品質についてのJAS規格に適合する製品には、JASマークを貼付します。

JASマーク ←JASマーク

  ただし、特色規格に位置付けられる「りんごストレートピュアジュース」には、JASマークではなく、特定JASマークを貼付します。 この場合、JASマークに近接して特色の内容(糖度、酸度等)を表示することとしています。

 

②生産の方法についてのJAS規格制定品目一覧
 
  生産の方法についてのJAS規格のうち、
  (ア)有機に適合する製品には、有機JASマークを貼付します。

有機JASマーク←有機JASマーク

  (イ)生産情報公表に適合する製品には、生産情報公表JASマークを貼付します。

生産情報公表JASマーク ←生産情報公表JASマーク

  (ウ)その他の製品には、特定JASマークを貼付します。

特定JASマーク←特定JASマーク

 

③流通の方法についてのJAS規格制定品目一覧
 
  流通の方法についてのJAS規格に適合する製品には、下記のJASマークを貼付します。

 

3 格付の仕組み

  JAS規格が定められた品目について、その該当するJAS規格に適合していると判定することを格付といい、格付を行った製品にはJASマークをつけることができます。

  この格付を行うかどうかは、製造業者等の自由に任されており、JASマークの付されていない製品の流通にも制限はありませんので、JASマーク制度の普及は、基本的にJASマークにより品質を保証された製品が市場において消費者等に好まれ、選択されることにかかっています。

 JAS制度とは     調査体制と違反への対応    このページのTOPへ